次の一冊はこれ!

「次の一冊はこれ!」は、本好きなあなたにピッタリのブログです。本を読む以外に能がない哲学畑のおじさんが、話題の新刊から隠れた名著まで、さまざまな本の魅力をぎゅっと詰め込んだ紹介文をお届けします。「次に何を読もう?」と迷ったとき、このブログが新しい一冊との出会いをサポートします。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『Potential History: Unlearning Imperialism』Ariella Azoulay

この本は、「歴史って本当にこのままでいいの?」と問いかけてくる本です。歴史の見方や考え方をひっくり返し、私たちが当たり前だと思っている「歴史の枠組み」を解きほぐして、新しい視点を提案してくれます。 歴史を「アンラーニング」するってどういうこ…

『母を失うこと――大西洋奴隷航路をたどる旅』サイディヤ・ハートマン

ハートマンはアフリカ系アメリカ人であり、奴隷として連れて行かれた祖先の足跡をたどるため、ガーナからアメリカへの奴隷船の航路を逆走するかたちでアメリカからガーナへと向かいます。この旅の目的は、単なる歴史的事実を探ることではなく、奴隷制度によ…

『計測の科学』ジェームズ・ヴィンセント

ジェームズ・ヴィンセントによる『計測の科学』(Beyond Measure)は、私たちの日常生活や社会全体に浸透する「計測」の根源を鋭く掘り下げ、その背後にある科学、歴史、哲学を解き明かす刺激的な一冊です。本書は、単に測定技術や計測機器の進化をたどるだ…